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天辰家の猫 リアムのひとりごと * その 29

寒い毎日が続いていますが、皆さんお元気ですか?
この時期、週末ごとに各地でマラソン大会が開かれていますね。

日本人はマラソンが好きな国民なんだって聞いたことあるけど、ぼくのご主人様もマラソン観戦するのが大好き。「これを見始めちゃうと仕事にならなくて困るんだ」とか言いながら、途中、テレビの前を離れていたとしても、しばらくするとまた戻り、食い入るように見ている。

ぼくには、大勢の人間がただ走っているだけにしか見えないから、なにがおもしろいのか、あまりよくわからないんだけどね。

ぼくたちの住む市主催のマラソン大会は、わがやの目の前の道がコースになるので、去年もご主人様は沿道で応援をしていた。先頭集団を走るランナーはタイムや記録を競って真剣そのものだけど、あとになってくるにしたがってお祭り気分が高まってくる。最後まで楽しく走ろう!という気持ちが伝わって、応援するご主人様にも熱がこもってしまったようだ。

そんなマラソン大会。今年も沿道での応援を楽しみにしていたのに、大会当日が大雪の日に重なってしまったため中止に。あ~あ、がっかり。でもそれ以上にがっかりしたのは出場を楽しみにしていた参加ランナーのみなさんだったろうな。

実はご主人様、この冬、ちょっとだけ走り始めたんだ。

海浜公園から川沿いを走り、橋を越え、いつもルアー釣りをする防波堤まで。
歩いたり、走ったりしながら小1時間。

走り出してみると、それまで気付かなかった風景が見えたり、知らなかった場所を発見したり(壁打ちテニスができる壁を発見!)、何よりも老若男女を問わず、思い思いに走っている人が多いことにびっくりしたらしい。きっとマラソン大会にむけて、練習を重ねていたんだろうね。

さて、肝心のご主人様のジョッギング/ウォーキングは、ここのところの寒さにおじけづいてしまったのか、ちょっぴりサボり気味。もっぱら暖房の効いた家の中で、リモコン片手にテレビ画面のマラソンコースを走っている。

あれれ?せっかく揃えた帽子と手袋がむだになっちゃうよ~、ご主人様!

「来年は東京マラソンに出場するか?!」とか言ってたのはどうしちゃったのかな(笑)。
(2008. 6)