ご主人様のホームページがスタートして9ヶ月。最初はちょっぴり及び腰だったご主人様だけど、予想以上にたくさんの人が訪れてくれて、感想のお便りを送ってくれたり、原稿を寄せてくれたりすることを今では心から喜んでいるようだ。 そういったコメントの中に、ぼくの名前がたびたび登場することをご主人様は誇らしさ半分、照れくささ半分、自分のことのように喜んでくれていた。 「天辰さんちの猫、かわいいですねぇ」 「でしょ!」 「リアムくん。フォトジェニックですね」 「いやぁ、照れるな~」 「ちょっと太めだけど、ファンです。リアムの」 「は、はぁ」 「毎月、楽しみにしています!!!リアムのページ」 「・・・・・」 そういえば最近、大好物のかつおぶしの量がちょっぴり減った気がするけど、それは太めと言われたことを気にしてのことなのかな?それとも、もしかしてぼくの人気に嫉妬してる?普段は、目の中に入れても痛くないとばかりに、猫かわいがりしているくせに、そんなことでへそを曲げるなんて、おとなげないなぁ。 ちなみに、ぼくのページの愛読者には、やはり猫や犬といった動物の仲間を飼っている人が多いようだ。どこの家でも、ぼくのご主人様みたいに鼻の下をのばしてみたり、きびしく躾けるふりをしてみたり、猫なで声になったりするんだろうか?猫の目みたいにコロコロ変わる、なんていいながら、自分の方がずっと気まぐれなんだから、つくづく人間は不思議な生き物だ。 |
そんなご主人様ともども、2005年もよろしくお願いいたします。 |
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(2005. 1) |