1 市川 誠
1. Renee Fleming 『Haunted Heart』
2. Animal Collective 『Feels』
3. Aretha Franklin & King Curtis 『Don’t Fight The Feeling: The Complete Aretha Franklin & King Curtis Live At Fillmore West』
1.フレッド・ハーシュ(p)とビル・フリゼール(g)を迎えて作ったカヴァー・アルバム。フォスターからスティーヴィー・ワンダーまで、好きな曲という以外脈絡のない選曲ですが、柔らかくていねいな歌唱からこぼれるうれしさ楽しさがとてもいい感じ。タワレコ新宿店ではクラシック・コーナーにあります。
2. 同じくらいよく聴いたアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズとどちらにしようか迷ったあげく、アントニーはマーキュリー賞やらなにやらいっぱい獲ったので、こちらに。ルール無用な放し飼いロックンロールです。タワレコ新宿店ではニューエイジ・コーナーにあります。
3. ライノハンドメイドから出た、アレサ・フランクリン『ライヴ・アット・フィルモア・ウエスト』(71年)の完全版。CD4枚にたっぷりライヴ3回分を収めています。その集中力やら、歌唱力やら、バンドの安定感やら、観客の盛り上がりやら、いろんなものがすさまじいです。ちなみに、今年買ったなかで3番目に高いCDでした。タワレコ新宿店では扱っていません。
新譜・旧譜を問わず、2005年は7インチのアナログ盤をたくさん買いました。毎朝、歯を磨きながら聴いています。
2 宇田 和弘 http://almostblue.hp.infoseek.co.jp
1. Bob Dylan 『No Direction Home』 (Sony)
2. Delbert McClinton 『Cost Of Living』 (New West)
3. Hacienda Brothers 『Hacienda Brothers』 (Proper/MSI) (Koch)
5枚でも10枚でも選べてしまう、ということは、2005年は結構充実してたんですね。ジャクソン、ヤングとか、DVDとか言い出すときりがないので、リストはCDだけ3枚に絞っています。一番付き合ったのはD氏の輸入DVD。もう、10回くらい見たかな。
3 内田 英一 埼玉県 45才
1. Van Morrison 『Magic Time』
2. Neil Young 『Prairie Wind』
3. Solomon Burke 『Make Do With What You Got』
1.彼の来日はもう無理かなと思い、2005年1月、英国はブリストルとオックスフォードまでライブを観に行きました。観客はほとんどがヴァンとともに歩んできた同年代か50代の夫婦連れが多く、なんともいえないディープな、でもアットホームな雰囲気の中、黒のシルクハットでMCもなくサックスをプレイしながらブルースを不機嫌そうに歌う姿には痺れました。そんなライブの余韻がまだある内に届いた新譜。ほんとにヴァンはブルースを愛してるんですね。
2. 正に、中学生の頃初めて『ハーヴェスト』を聴いた時と同じ感情、聴くたびにじわじわと「いいなあ」と感じてきます。今、この年になっても音楽に感激、感動できる自分がうれしいと感じさせてくれたアルバムです。
3. ストーンズの「I Got The Blues」、ザ・バンドの「It Makes No Difference」のカバーが味わい深い快作!映画「ライトニング・イン・ア・ボトル」での圧倒的な存在感でゴスペルを歌う場面には鳥肌が立ちました。長生きして頂いて、是非ライブを観たいものです。
番外編として… 今年初めてDVDプレイヤーを購入したのですが、特にこの3枚は大いに楽しみました。1. バングラデシュ・コンサート 2. フェスティバル・エクスプレス 3. ゴールデン・カップス、 ワン・モア・タイム
4 Alias 神奈川県 22才 http://egyptian.blog33.fc2.com/
1. Bob Dylan 『No Direction Home』
2. George Harrison and friends 『The Concert for Bangladesh』
3. サザンオールスターズ 『キラーストリート』
今年はとにかくディランを浴びるように聴いた1年でした。自伝、『ボブ・ディランの頭のなか』公開、映画『No Direction Home』公開、10月のCRTイベント等々、学生最後の年だったのですが、ディランを聴きながら駆け抜けたような1年でした。私事で恐縮なのですが、ディラン関係のブログも始め、ブログを通じて様々なディランファンの方と知り合うことができたのもありがたかったです。
5 大浜 稔 三鷹市 48歳
1. Neil Young 『Prairie Wind』
2. Dire Straits & Mark Knopfler 『The Best of Dire Straits & Mark Knopfler』
3. Jack Johnson 『In Between Dreams』
ここ数年新譜で愛聴盤と呼べるアルバムが少なくなってきています。
そんな中で2はベスト盤ですが「Going home」収録ということで12月愛聴しました。
6 小尾 隆
* Aretha Franklin & King Curtis 『Don’t Fight The Feeling: The Complete Aretha Franklin & King Curtis Live At Fillmore West』 (ライノ・ハンドメイド)
* Doug Sahm & the Sir Douglas Quintet 『The Complete Mercury Recordings』 (Hip-O)
* 中村まり 『Seeds To Grow』 (ミュール)
アリーサのライヴ盤は昔から大好きだったもの。それの完全版が聞けるなんて素敵過ぎます。この会場に集まった人たちが、今どうしているのかな、なんて考えたらちょっと切なくなってしまった。ダグ・サームの死去からはちょうど6年。これは黄金期の彼のかけがえのない記録です。中村まりの登場は新鮮で、懐かしく、かつてあった温かい場所のことを思い起こさせてくれた。あるいは育っていく樹木のことを。
7 亀石 美明 / ohana 東京都 18+才
1. Damien Rice 『O』
2. Joe Purdy 『Julie Blue』
3. Inner Session 『Chasing Dreams』
1.「The Blower’s Daughter」が映画『クローサー』の主題歌に使用され一躍日本でも人気となったダミアン・ライス、うかつにも国内盤のリリースで初めて聴いて異常なほどハマってしまった。
2. アーカンソー出身のSSWで現在はLAをベースに活動しているらしい。今年日本へもやって来てくれた Amos Lee がフィリーをベースにしているなら、こちらはR&Bやブルーグラス、フォークを聴いて育った環境で生まれた今ならの音を聴かせてくれるお薦めのシンガー・ソングライターだ。
3. ギター+ピアノ+ボーカルとアップライトベースにスネア+ハイハットというルックスの今時なハワイ3人組。ハワイアン・メロウなメロディに最近の Jack Johnson らのサーフ系アレンジでめちゃカッコイイ♪になっている大推薦盤。
8 北中 正和 http://homepage3.nifty.com/~wabisabiland/
* Jorge Drexler 『Eco』 (Warner)
* Mouss Et Hakim 『はきむす兄弟 (Ou Le Contraire)』 (オルター・ポップ)
* v.a. 『ペルナンブーコ新世代 (The New Brazilian Music : Pernambuco)』 (ライス)
「ミュージック・マガジン」の10枚の中からIN-CAHOOTSの読者に興味を持っていただけそうなものを3枚。ホルヘ・ドレクスレルは映画「モーターサイクル・ダイアリーズ」のエンディング・テーマでアカデミー主題歌賞をとりました。この曲をプロデュースしたのがシンガー・ソングライターのレオ・シドラン。お父さんのベン・シドランもレコーディングに参加しています。良質のシンガー・ソングライターという感じのアルバムです。
ムース・エ・ハキムは南仏トゥールーズのアルジェリア系移民二世のヒップホップ・デュオ。民謡風のメロディアスな曲が多く、ユーモアも知性もあって、予備知識なしに楽しめます。昨年秋の南仏の若者たちの暴動の背景がよくわかる解説と対訳つき。
『ペルナンブーコ新世代』はブラジル北東部の音楽のコンピレーションです。アート・リンゼイが少年時代を過ごしたこの地方では、ヨーロッパ系、アフリカ系、原住民系、いろんな要素がまじりあった多彩な音楽が百花繚乱。サンバやボサノヴァとは無縁の、アメリカでいうとルイジアナやニューオーリンズの音楽に相当するような雰囲気だと思います。
9 木下康之 東京都 47歳 http://park8.wakwak.com/~music/kino/
- 新譜編 -
1. Bettye LaVette 『I’ve Got My Own Hell To Raise』
2. Kathleen Edwards 『Back To Me』
3. Nickel Creek 『Why Should The Fire Die?』
1 は白人の女性SSWの楽曲を黒人のBettyeおばちゃんがSoulとして吹き込んだもの。最高です!名料理人のJoe Henryにも拍手。
2 はカナダはオタワ出身のルーツ・ロッカー。ノリの良い楽曲に惚れてます。時々見せる憂いがなんともカナダ人らしいね。
3 はもはやBlueglassの粋を超えてます。3人の若者はNGR以来のかっ飛びGlassを奏でる。もっと大物になる予感がしてます。
- 再発編 -
1. Jackson Browne 『Running On Empty』
2. Bruce Springsteen 『Born To Run 30th Anniversary Edition』
3. RCサクセション 『Rhapsody Naked』
いずれもその時代に普通に聞いてきたものがDVDやボーナストラックを収録して新たな息吹を持ったもの。特に1はDVD-Audioの特性を最良の形で表わした1枚ではないでしょうか。LIVE盤がよりLIVEになりましたね。その他にも The Band、Aretha、Roger Morris 等など沢山良いリイシューものがあって買うのに困りましたです。
10 笹野 恒夫 神奈川県 51歳 http://cypressave.d.dooo.jp
* Shelagh McDonald 『Let No Man Steal Your Thyme』 (Castle 2005)
* Clarence “Gatemouth” Brown 『Back to Bogalusa』 (Verve 2001)
* Jackie DeShannon 『Laurel Canyon』 (Rpm 2005)
今年は女性シンガーの作品をよく聴いた気がします。G. Brown は映画「Lightning in a Bottle」での勇姿も記憶に残りました。
11 高橋 TOSHI
1. Sara Evans 『Real Fine Place』 (RCA)
2. Chely Wright 『The Metropolitan Hotel』 (Dualtone)
3. Mary Gauthier 『Mercy Now』 (Lost Highway)
1 は Sara の5枚目にして初めて Billboard Country Chart でNo.1を獲得したアルバム。デビューからそうでしたが、2曲目に何故か私好みの曲が収められてます。アルバムを買う度に2曲目が楽しみな女性です。
2 は Chely の7枚目のアルバム。とても良い作品なのですが、選んだのは「The Bumper Of My S.U.V.」いう曲が入っているためです。車のバンパーに貼ってあるステッカーから語りだされる物語なのですが、とても考えさせられました。
3 はベテランの久しぶりの新作。彼女にしかだせない味わいに満ちた1枚です。プロデュースは Gurf Morlix なのですが、最近の仕事の中ではなかなか良い仕上がりだと思います。
次点
1. ヤスムロコウイチ 『ぎんのすず』 (AMAOTO RECORD)
2. Singer Songer 『ばらいろポップ』 (ビクターエンタテインメント)
次点1は関西を基点にライヴ活動を続けている「男」のアルバム。特に「夜を見てた」という曲にノックアウトされました。あまりにも切ない歌声に涙する43歳のワタシです。2もアルバムというよりシングル「初花凛々」にヤラレました。重たい曲のCoccoは苦手ですが、くるりの岸田氏とのコンビで生み出されたこの曲はオジさんには眩しいほどポップでした。
12 田中 かおり(acorns) 札幌市 http://www.myspace.com/acorns8
1. Bert Jansch Conundrum 『Thirteen Down』
2. Sexsmith & Kerr 『Destination Unknown』
3. Emiliana Torrini 『Fisherman’s woman』
1.だんとつで1位です。元々79年にリリースされたアルバムですが、インストゥルメンタルで始まりインストゥルメンタルで終わる、その間に女性ボーカル曲あり、トラディッショナルソングありのしゃれた構成。Bertの飄々とした歌いっぷりは日常生活にぴったり寄り添い飽きることがありません。こういう音楽とのうれしい出会いが今年もありますように。
カナダのシンガーソングライター Ron Sexsmith が、サイドプロジェクトとして長年の友人でもあ るDon Kerr とともに発表した作品。子供の頃の写真をパラパラと見せながら語られていくような懐かしい時代の音楽。このアルバムをかけている間は時間がゆっくりと流れて行きます。
北欧なまりのある歌声がとびきりチャーミングなアイスランド出身の新人女性シンガー。5年前に最愛の人を失ったという体験を持つ彼女の歌の根底には深い悲しみの色があります。「人生、いつも思い通りにばかりいくわけじゃないわ。」とつぶやくような彼女の歌に共感を覚える女性は多いのでは。
13 中川 五郎 東京 56才 http://www.goronakagawa.com
* Mason Jennings 『Use Your Voice』 (BAR NONE BRN-CD-151)
* Jeb Loy Nichols 『Now Then』 (Tuition TIN 0030 2)
* スフィアン・スティーヴンス 『イリノイ(Illinoise)』 (Pヴァイン・PCD-23635)
2005年によく聴いた三枚です。2005年はこうした海外の素晴らしいシンガー・ソングライターたちの歌に耳を傾けるだけでなく、自分もシンガー・ソングライターとして日本のあちこちに歌いに行きました。いつかぼくのライブに来てください。スケジュールはぼくのホームページでチェックしてみてください。
2005年のぼくのいちばんのできごとは、ボブ・ディランの歌詞を350曲以上翻訳したこと。「ボブ・ディラン全詩集 1962-2001」として、ソフトバンク・クリエイティブから10月の末に出ました。高い本だけどぜひ買ってほしいです。本全体からディランの実像が浮かび上がって来ます。
14 松井 大阪府 52才
1. Paul McCartney 『Chaos And Creation In The Backyard』
2. Alison Krauss And Union Station 『Lonely Runs Both Ways』
3. Sexsmith & Kerr 『Destination Unknown』
英米加から一枚ずつ選びました。
15 Mayumi Abe 東京都
* R.E.M. 『The Best Of R.E.M. In Time 1988-2003』
* Ann Peebles 『The Complete Ann Peebles on Hi Records Volume 1: 1969-1973』
* The Wallflowers 『Rebel, Sweetheart』
R.E.M.は来日公演に合せて初めて聴きましたが、今まで素通りしてたのが不思議なくらい好みでした。Ann Peebles は二人のTさんからのお奨めで聴いてみました。正直、全編となるときついですが、「(You Keep Me) Hanging On」はお気に入りです。Wallflowers の新譜は内容的には満足してませんが、昨年は4年ぶりにライブを観れたし、やはりファンなので入れておきます。
16 maruyama kyoko
* ブライアン・ウィルソン 『Brian Wilson presents Smile』 (DVD)
* ロバート・サンテリ 「ボブ・ディラン スクラップブック 1956-1966 」
* 『The Concert for Bangla Desh』 (DVD)でのレオン・ラッセル
アルバムというよりはDVD、本もろもろのベスト3 (+2)です。
今年は仕事の関係でブライアン~ビーチボーイズばかり聴いたり観ていたような。無事、SMILEツアー初演を迎えるステージ上のブライアンの姿には思わず目頭が…。ボブ・ディラン関係のリリース相次ぐ中、とりわけ贅沢だったのがこの愛情たっぷりの写真集。これは音楽ファン心理をくすぐる一冊ですよね。若き日のジョージ、クラプトン、ジェシ・エド・デイヴィスに見とれていたら、「Jumpin’ Jack Flash」を唸るレオン・ラッセルにやられました。かっこいい~。
次点 ドクター・ジョン @ Blue Note Tokyo
修二と彰
次点は、胸ときめかされたドクター・ジョンと、オマケで「青春アミーゴ」!
17 水野 博行 東京都 38才
1. Professor Longhair 『The Last Mardi Gras』
2. Johnny Rivers 『Outside Help』
3. 細野晴臣 『泰安洋行』
手当たり次第雑多に聴いている中で、自分の中のニューオリンズへの憧憬が急速に高まった年でした。プロフェッサーでは1のライブ盤が泣けました。死の直前とは思えない躍動感ゆえに。
『ナイアガラ・ムーン』30周年の記事で、大滝詠一さんがジョニー・リヴァースをロスで見て衝撃を受けたことを知り聴き始めました。2と『L.A. Reggae』に出会えて良かった。
狭山と九段の細野さんのライブはかけがえのない体験でした。『トロピカル・ダンディー』の自筆ライナー「島について」を読んで、細野さんのお祖父さんがその昔タイタニック号の乗客だったという話を思い出したのは僕だけでしょうか?
18 宮田康史 札幌市 54才 http://bar-gershwin.com
1. 加山雄三 『グレイテスト・ヒッツ~アビーロード・スタジオ・マスタリング』
2. v.a. 『60 Candles (a tribute to Kayama Yuzo)』
訳があり、加山雄三のアルバムを約40年ぶりに聴きましたが楽曲の素晴らしさをあらためて実感し、また8年前の作品ですが、加山雄三トリビュートアルバムにおける日本ポップス陣の優秀さにも遅ればせながら気づきました。
19 山 相模原市 45才 http://www24.big.or.jp/~great/saikou.html
1. Labi Siffre 『It Must Be Love』
2. Andy Fairweather-Low 『Wide Eyed & Legless: The A&M Recordings』
3. Hurricane Smith 『Hurricane Smith』
本業の仕事は地獄の毎日でしたけど、音楽は天国続きで… うまくバランス取れてます(^0^)。英国チャートから知ったラビ・シフレ氏に陶酔しっぱなしでした。同様にアンディ氏にも。そして今週入手したハリケーン・スミス氏のLP。あまりに嬉しく、中身の甘美さにベスト3入りで。
再発CDで嬉しかったのは超充実のイアン・デューリーおじさんの『ドゥ・イット・ユアセルフ』、そして何よりロン・デイビス氏の『UFO』。昔生活出来なくて泣く泣く売っちゃったんですLPを。待ったよー再発を。関係者の皆さんに感謝です。
20 レシーブ二郎 39才 http://blog.livedoor.jp/gentle_soul/
1. Ry Cooder 『Chavez Ravine』
2. Roger Morris 『First Album』
3. Breakestra 『Hit The Floor』
ライ・クーダーの作品はダントツです。自らのボーカルは控えめですが、作品の質の高さはさすが、待った甲斐があったというものです。
ロジャー・モリスの71年作はイギリス人とは思えない雰囲気。単なるザ・バンド・フォロワーというだけでなく、彼のアメリカ音楽への愛情がにじみ出ています。ボーナストラックも必聴です。
白人ファンクバントはブレイケストラとスピードメーター、どちらにしようか悩んだのですが、ブレイケストラを選びました。70年代ファンクを特に発展させることもなく(笑)やってるのだけれど、その潔さに拍手といったところ。ほかにジョン・ハイアットの新作などもよかった1年でした。
21 天辰 保文 千葉県 56歳 https://www.in-cahoots.net/
* Neil Young 『Prairie Wind』 (リプリーズ)
* シェルビィ・リン 『スート・ユアセルフ (Suit Yourself)』 (キャピトル)
* John Prine 『Fair & Square』 (Oh Boy)
2005年は、それまでになく新旧交えていろんなシンガー・ソングライターに出会うことができました。あげろと言われれば、10枚なんてすらすらとでてくるくらいです。たまたま、ここではベテランというか、既にキャリアのある人たちのをあげましたが、若い人たちでもスフィアン・スティーヴンス、M・ウォード、アンドリュー・バードと才気に震えました。でもなんと言っても、ボブ・ディランだったなあ、この1年は。
今回も、ご協力、有り難うございました。前回もそうでしたが、みなさん、本当に熱心に音楽を聴いているんだなあと、これを眺めているとなんだか嬉しくなってきます。と同時に、もっともっと、ぼくも聴かなきゃなあと身が引き締まる思いもします。きっと、この中から何枚ものCDを購入することになるのだろうなあと少し不安もありますが、ともあれ、本当に有り難うございました。
今年も、沢山の素敵な音楽と出会って下さい。そして、良い一年を。ちなみに、掲載は五十音順、写真は In-Cahoots のほうで勝手につけさせていただきました。
2006年 1月 天辰